2007年05月28日
橋本病の治療
甲状腺の機能が正常の場合,なにも不都合はおこりませんから,特に治療の必要はありません。甲状腺腫の腫れを小さくする的確な治療法はまだありませんが,甲状腺ホルモン剤の服用で小さくなることがありますので、しばらく使用することはあります。
しかし、甲状腺腫がかなり大きい場合でも、気管や食道の通りが悪くなることはまずないといっていいでしょう。
甲状腺機能低下症がある場合は,甲状腺ホルモン剤で補う必要があります。心臓の病気がある人や機能低下症の程度が著しい人では、少量からホルモン投与を開始し、慎重に量を増やしていきますします。場合によっては入院も必要です。
投与を始めて2~3ヵ月もすれば,必要な投与量も決ってきますが、その量は人によって多少違いがあります。ホルモン投与中に甲状腺の機能が変化し、薬の必要量がかわることもありますが、多くはいったん決まるとその後かわることはありません。
血液中の甲状腺ホルモンの濃度とTSH濃度の両方が正常になり,
決められた量の薬を服用している場合には, からだに症状が出ることはありません。この薬には副作用はありませんし,ほかの薬との飲み合わせの心配もありません。
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